宮型霊柩車と洋型霊柩車のそれぞれの特徴は
2017年02月03日
火葬場へ棺桶に入れられた遺体を搬送するための専用車として霊柩車があります。この霊柩車は日本では一般的に宮型霊柩車と洋型霊柩車の2種類に区分されています。この2つのうち先に登場したのが宮型霊柩車となります。こちらは運転席と助手席の部分より後部に遺体を乗せるためのスペースが設置されていていますが、車体の外観には金色などで彫刻的な装飾を取り付けられています。
これが長らくの主流でしたが、近年はその使用頻度が大きく減ってあまり見かけないようになってきています。その理由は時代の変化に伴い、派手な装飾を好まない人が増えたためです。それに対して洋型霊柩車は現在主流になってるタイプです。この洋型では車体に派手な装飾や彫刻などが行われていません。この装飾彫刻が行われてるかいないかが宮型と洋型の大きな違いとなります。
なお洋型も宮型と同様に車両製造メーカーに特注で新車を製造依頼ということはほとんどなく、既存の普通車を改造して作られています。この洋型は近年は種類が多様化してきていています。かつての宮型ではご遺族が同乗することはできない場合がほとんどでしたが、洋型ではほとんど後部座席にご遺族を乗せることが可能となっています。さらに車体の塗装も黒が大半ですが、一部では白色など黒以外で登場しているのもあります。また時代を反映してハイブリッドな車両も登場しています。
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